前回
ヤクルト決算後の下落を拾った話
https://www.goodlife7.work/entry/2020/08/02/155138
の続きで、今回はヤクルト決算そんなに荒れてたかな?を調べてみた話です。
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どうやって調べるの?
場中決算の場合、発表時の価格ってわからないことが多いですよね。
さすがに昔の日中足チャートを入手することは難しいので、投資情報サイトで調べてみました。
たどり着いたのはこのサイト「my株」です。
https://my.kabumap.com/stock/news/kessan/analysis/2267
ここの発表後変動率に注目してください。
本日終値(8/12)5910円で決算発表から-5.44%となっています。
ということは、比較元の株価は5910 / (1 - 0.0544) = 6250円となり、決算発表時の株価が使われている(前回のブログによると、決算発表時は6250円程度)ため、ここから決算発表時の価格が分かるんですね。
場中決算の分析するにはかなりいいです。
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ということで、
直近決算発表時の株価
を計算してみました。↓計算結果
5/14 :6650
1/31 :5710
11/12: 6250
7/30 :6400
それぞれの決算に対する値動きを考察:4本値とともに
2020/5/14(発表時6650)
始値:6690
高値:6980
安値:6540
終値:6650
推測しかできませんが、
決算発表後上に300円跳ねてからすぐに戻ったケース
決算発表では全く動かなかったケース
が考えられます。ただ、決算発表が株価に与える影響の大きさを考えると、前者の方が可能性が高いのではないでしょうか。
2020/1/31(発表時5710)
始値:5720
高値:5860
安値:5470
終値:5550
これは、、
決算発表で下落し、株価が戻らなかった可能性が高そうですね。
2019/11/12(発表時6250)
始値:6260
高値:6830
安値:6190
終値:6710
この日は決算発表が明らかに好感され、瞬く間に上昇していったと考えるのが普通でしょう。
2019/7/30(発表時6400)
始値:6580
高値:6690
安値:6380
終値:6400
こちらは昨年の同期ですが、考えられるのは今年5月と一緒で
決算発表後上に300円跳ねてからすぐに戻ったケース
決算発表では全く動かなかったケース
が考えられますね。ここは上のケースの方が可能性が高いと判断します。
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結論
1年分(5回)の決算発表のうち、
3回の決算発表において決算発表直後に瞬間的な(1日の間に戻ってしまう)値動きが発生した可能性が高いことがわかりました。
ということは今後も起こる可能性は十分にありますね。
ヤクルトの決算発表直後に価格が大きく動いた場合は逆ポジションを取る価値はあるのではないでしょうか。
次回(11月上旬)の決算時には注目してみようと思います。